idea factory from newspaper 2003 11 11

政局(political situation)
 どうも、みんな、二大政党制の時代が来たと考えているが、
はたして、そうか。
そう考える人は、政局に詳しくない人でしょう。
 たとえば、あなたが、公明党の党首だったら、どう考えるか。
「やりがいのある政局になった」と考えるはずである。
 自民党にしても、民主党にしても、
安定的な過半数を獲得できてない。
 今後の政局を考えれば、
自民党が主流になるにせよ、
民主党が主流になるにせよ、
公明党抜きには考えられない。
 公明党による、公明党のための、公明党の政局にもできる。
ワンパターンな思考は、やめるべきです。
自民党の党首から見れば、どう見えるか。
民主党の党首から見れば、どう見えるか。
公明党の党首から見れば、どう見えるか。
多極的な思考が必要です。

新規事業(start-up)
 楽天が証券業に進出という記事があるが、
現状に安住せず、常に挑戦する姿勢は、評価できるが、
この新規事業は、今のところ、分析が必要でしょう。
これは、ソニーが、ソニー銀行を始めた時と、同じになるか、
分析していく必要がある。

マニフェスト(business plan)
 マニフェスト(政権公約)は、企業で言えば、事業計画でしょう。
この事業計画で、銀行は、融資ができるか。
この事業計画で、投資家は、投資できるか。
マニフェスト(政権公約)を冷静に分析していく必要がある。